ゴルフのスコアが伸び悩むあなたへ。
パター練習していますか?
地味で楽しくない
転がすだけだから面白くない。
「家でできるパター練習道具を探している」
「練習器具を買っても効果があるか不安」
今回は、そんな方へ『レーザーパット』を紹介します。
このボールを使うことで、
正確な軌道のストロークと距離感の作り方
が身につき、
ベストスコアの更新
が見えてきます。
筆者について
大学卒業後研修生として栃木県のゴルフ場に就職。
プロテストと並行してQT(クオリファイングトーナメント)に挑戦し、ファイナルに進出。
チャレンジツアー(現在のACNツアー)に1年間フル参戦。
ミニツアー等の優勝経験の実績あり
プロゴルファー引退後はゴルフに全く関係のない職に転職。
10年間はゴルフから離れる。
40歳になりアマチュア競技に少しずつ出ています。
2024年度は全国大会で上位フィニッシュ
私自身が子育てをしていて、練習時間が昔のように割けないため、
そんな中で、どうしたら上手くなれるか!?
ノウハウをお伝えします!!
パターの重要性
平日の仕事でたまったストレスを発散するため、週末に練習場へ通われる方も多いのではないでしょうか。
そして、月に1回のラウンドを楽しみにしている
そんなゴルファーも多いはずです。
よくある会話

最近のゴルフの調子はどうですか?

久しぶりのラウンドだったんですが3パットが多くて、また90切れませんでした・・・
いざコースに出てみるとスコアが思うようにまとまらず、
休みに早起きして、遊んでいるのにかえってストレスを感じてしまう・・・
そんな経験、ありませんか?
上達意欲はある

安定して80台とかで回ってみたいんですよ
「もっとスコアを安定させたい」
そう願う方に、ぜひ一度見直してほしいのが「パッティング」です。
ゴルフの真実

ゴルフのスコアカードを見てみましょう。
多くのコースはパー72。
仮に全ホールで2パットだったとすると、2パット×18ホール=36パット。
つまり、スコアのうち、実に50%がパターによって占められているんです。
こんなにうまくはいかないですけどね(笑)

確かに。でも、パターは転がすだけで特に練習はいらないでしょ

確かに「パットに型なし」とはよく言われますが、プロでもパターの練習はかなりの時間しているんですよ

でもパターの練習っていまいち何をしたらいいかわからなくて・・・?
上達したい気持ちはあるんですがなかなか練習する時間もないし・・・

限られた時間でもしっかりと成果につなげるには「基本の型」を作ることが重要です。
平日は仕事や子育てに追われ、なかなか時間が取れないと思います。
毎日10分、テレビを見ながらでもOK。
集中して5分でもOK。
積み重ねれば大きな差になります。

今回は、私が実際に使って「これは良い!」と感じたパター練習グッズをいくつかご紹介します。
手軽に試せるものから、少し本格的なものまで、実際に使った感想も踏まえてお伝えします。
忙しいあなたのゴルフライフに、少しでもお役に立てば嬉しいです。
ぜひ参考にしてみてください!
今回紹介するのは、レーザーパットです。
レーザーパットは
方向性と距離感をレーザーで可視化する練習器具
になります。
現在、日本で一番上手く、強いプロゴルファーである松山プロが練習グリーンで使用しているのをテレビで目撃し、私も興味を持ち、購入してみました。
松山プロの競技の各スタッツを見ても、決してパターは上位ではありませんが、そんなプレーヤーが使用している=上達の可能性を感じさせる練習器具というわけです。
引用:myゴルフダイジェスト

「レーザーパット」は、パッティングで重要な「方向性」と「距離感」を養うための練習器具。レーザーを照射する本体を使用するパターのシャフトに装着するだけ。
実際に使ってみた感想
普段使用しているパターのシャフトに器具をセット。
スイッチを押してレーザーをフェース面と直角に合わせてストローク。
まずは素振りで
シャフトに取り付けるのでほぼすべてのパターでお使いいただけます。
【1】付属のマット中央の白いライン上を緑のレーザーを合わせます。スタンスもレーザーと平行になるように。
【2】マット中央の白いラインから緑のレーザーが外れないようにテークバック。軌道のブレたり、よくないクセがあればすぐに分かります。
【3】インパクトからフォローにかけても、緑のレーザーが白いラインからはずれないように。インパクトゾーンでの軌道がよくなるので正確に狙った方向にボールを打ち出せるようになります。
これだけですが、最初にしたパターの軌道がバレバレになります。
私はマットを使わないで、家のフローリングのラインに合わせて平行にアドレスをして、レーザーでストロークの癖を確認しています。
まずは実際に球を打たないで、照射している時間素振りでも効果は充分です。
実際に球を打つ
「レーザーパット」が照射するレーザーは2種類。「緑のライン」と「赤のドット」があります。
【1】たとえばボールの前方20センチに赤いドットを照射。
【2】赤いドットがボールの位置にくるまでテークバック。これで正確に20センチテークバックすることができます。
赤いドット状のレーザーは、この目盛りを使ってどれくらいストロークしたかを把握するためのものです。
「何センチ引いたら、これくらい転がった」という正確な経験を積み重ねることで、「振り幅」と「距離感」の関係を正確に把握できるようになります。
なかなか正確に把握しにくい「ストローク軌道」や「振り幅」を可視化することで、練習の質を大きく向上させてくれるパッティング練習器具がこのLaser Putt(レーザーパット)です。
わかったこと

私の場合は、
・インサイドアウトにストロークする癖があることに気付きました。
・センターシャフトのピンタイプのパターと、オデッセイ#7(ツノのタイプ)の2本を持っているのですが、パターの形状によってレーザーの軌道の安定度が違うという気付きがありました。
・室内の畳やフローリングの線がいい目安になるので、自宅で手軽に使える。
こんなことに気付きました
動きが明確になることでストロークの迷いが消える
自分のストローク軌道の確認にもってこいの器具です。
なんとなく感覚でやっていた部分がクリアになり、気付きを与えてくれる器具であることは間違いありません。
これを以前紹介したmuziikのボールと組み合わせると効果は抜群です。
ストローク軌道を意識しながら、しっかりしたインパクトのパッティングをしたら完璧です。
正直言って、パターは感覚だ!という人には合いませんが、トラックマン等であらゆる部分が科学的に解明されてきていて、世界のトッププロはタイガー、マキロイを含めデータ管理しています。
この練習は感覚という曖昧な部分に対して、手軽に確認非常に地味ですが、うまい人ほど地味な練習を大切にしているのは事実です。
まとめ 自分の動きを知れてメリットしか無い練習器具
“パット・イズ・マネー”という言葉があるように、パッティングこそがスコアを決めるカギ。
特にショートパットの安定性を高めるには効果抜群で、

- ゴルフの上達欲がある
- 自分のパターの軌道が知りたい
- パターがもっとうまくなりたい
- 先々は競技を目指していきたいゴルファー
- 安定して80台で回れてきて、もう一つ壁を超えたい人
こんな方に特におすすめの練習器具です。
私自身、プロゴルファーとして長年活動してきましたが、痛感しているのは一つ。
「トッププロにパターが下手な選手はいない」という事実です。
トーナメントで上位に入る選手たちは、例外なくパターが面白いように入ります。
そして、テレビに映らない予選通過組の選手たちも、実はパッティングの技術が非常に高いんです。
プロゴルファーは全国に多くいますが、その中でもレギュラーツアーで戦う「ツアープロ」のパターは、やはり群を抜いています。
パターは、バーディーパットで流れをつかむだけでなく、パーパットやボギーパットといった地味な場面で“流れを切らさない”ためにも極めて重要です。
実際、スコアメイクに直結するのは、こうした“粘りのパット”だったりします。
もし今、「パターを買い替えようかな?」と考えているなら、その前にまずは自分のストロークの癖を知ってもらいたいので、ぜひこのレーザーパットを試してみてください。
正直簡単に買える金額ではないとは思いますが、飲み会を数回我慢すれば・・・(笑)
自分を知る!
今後パターを買い替えたとしても、この練習器具はずっと使っていけます。
そう考えたら、安いもの。
得られる効果は価格以上です。
パッティング練習の質を変えて、ぜひスコアアップを達成してください!
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